ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
☆3.5ってとこでしょうか。
あらすじは、元が古典的児童文学ですし、しかもある意味序章なので、わかりやすく、見やすいです。
ただLotRやハリポタと比べて、現代的な映像としてはちょっと劣るのではないかと思いました。
白の魔女役ティルダ・スウィントンの人間離れした美しい姿のみ、印象的でした。
子供たちについて。日本の子供が今現在「昔の子供より大人になった」とか言われているけど、外国映画で子供を見た後で改めて日本の子供を見直すと「日本の子供ってまだまだ幼いなぁ」と思うのです。どちらが良い悪いって話ではありません。ただ外国の子供って皮肉ーーーな表情や、突き放したようなジョークも結構言うので、そういうところが日本と違うと思うのです。良い子のフリをするだけじゃなく、大人みたいに棘の出し入れが上手にできるんですよね。
ナルニアそのものについて言えば、7部作で本作はその1番最初。
第2章の製作も決まっているらしいのですが、正直そのくらいで製作がお流れになってしまえばいいと思います。駄作だからではなく、話が進むにつれて、本作第1章にはあった冒険物語的娯楽色が薄れるからです。ずばり第7章に至っては(ネタバレ開始 読む場合は選択・反転→)皆殺しエンドと言っても過言ではありません。田中芳樹(←ネタバレ終了)並。
それと宗教色も強すぎて、「劇中のこういう事象は聖書においてのここを置き換えたものだ」とかそんなんが多くなってきて・・・そうなると楽しめなくなると思います。
せめて「最悪につまらない映画」といわれるまえに、映画製作を止めてしまえばいいと思うのです。
お話として読めば、大人でも深く読め、宗教的な照らし合わせも知的な刺激になって楽しいのですが、映画となると…なんせ結末が…。
というわけで、声だけの出演がやたらと豪華(アスランさま@ライオン=リーアムニーソン、きつね=ルパート・エヴェレット)だったということもあり、この作品だけを考えてみれば、娯楽映画としては楽しめました。
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