2008年07月11日
MW
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手塚治虫がこんな作品を描いていたなんて知りませんでした。
悪をあまりに美しく、抗う力は滑稽なほど弱弱しい、そういう作品です。
ブラックジャックの偽悪とはまったく違う、ほんとうの悪人がそれはそれは華麗に描かれています。
過去。ともに事件に巻き込まれる二人。
現在。
1人は狂人の純粋さで悪を貫きます。
1人は過去の事件の恐怖に苦しみ、神父になります。
しかし狂人を狂人たらしめた一因は神父にもあるのです。
生物兵器や強姦、殺人、テロをベースに、二人の同性愛関係が話の主軸を担っています。
動物的性愛だけではなく、二人の精神的恋愛関係も確かに存在しているとおもいます。
お互い憎いのか愛しいのか判らない関係が最後の破滅のときまで続きます。
読後感は良くありませんがお勧めです。
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